白ナンバーと緑ナンバーの違い

日本の車のナンバープレートには「白ナンバー」と「緑ナンバー」がありますが、それぞれの違いは以下のとおりです。

1. 白ナンバー(自家用車)

対象車両:主に個人や企業が所有する自家用車
用途:営業目的ではなく、個人の移動や社用車として使用
種類

  • 軽自動車(黄色ナンバー)に白ナンバーを付ける方法:ラグビーワールドカップやオリンピック記念などの特別仕様ナンバーで一時的に白ナンバーにできる
  • 乗用車(普通車)
  • 軽自動車(特別仕様の白ナンバーを取得した場合)
  • 法人の社用車(営業用ではない)

2. 緑ナンバー(営業車)

対象車両:運送業やタクシー業などの事業用車両
用途:営業目的で人や物を運ぶ車両
取得条件

  • 国土交通省の許可を受け、営業車両として登録する必要がある
  • 貨物運送業(トラック)、旅客運送業(タクシー・バス)などの事業を行う会社が取得
  • タクシー
  • 路線バス・観光バス
  • 物流・配送のトラック(宅配業者や長距離トラックなど)

大きな違い

項目白ナンバー(自家用)緑ナンバー(営業用)
用途個人・企業の自家用営業(運送・輸送)
登録特別な許可不要国の許可が必要
税金自家用の税率営業用の税率(やや安め)
車検2年ごと(普通車)1年ごと(厳しめ)
運転手の資格普通免許でOK二種免許(旅客輸送)や貨物運送の許可が必要

まとめ

  • 白ナンバーは個人や企業が使う「自家用車」
  • 緑ナンバーは営業用(タクシー・トラックなど)で「事業用車」
  • 緑ナンバーの車は法律上の規制が厳しく、運行管理やドライバーの資格要件がある

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